この記事は『中高年でも続く！1日30〜60分で無理なく伸ばす英語学習法』の続きです。
これまでの記事では、中高年が無理なく学習を継続するためのサイクルや取り組み方を紹介してきました。
今回は、英語をあくまで学習として成立させながらも、強いモチベーションと結びつけて効率的に伸ばす戦略を解説します。
目的が明確であれば、学習は比較的楽しく、続けやすくなります。
たとえば、次のような具体的な欲求です：
- 恋愛：気になる異性と英語で会話したい
- 旅行：海外旅行で現地の人と会話したい
- ビジネス：外資系企業でグローバルな仕事をしたい
こうした目的に沿った学習は、単なる勉強よりも強い動機となり、効率よく学ぶことができます。
強烈なモチベーションを設定する
モチベーションを意識することで、実際に使うための学習として取り組むことができます。また、この強い動機をもとに教材を選び、会話やフレーズの練習に反映させると、実践的な英語力が効率よく身につきます。
恋愛：フリートークでのロールプレイ
恋愛用の教材はありませんが、DMM英会話のフリートークを活用すれば、好きな異性と話すシチュエーションをロールプレイできます。事前に、もしくは講師とシナリオを設定して、実際に使えるフレーズを練習するのがポイントです。
例文：好きな異性への告白
- “Would you like to go on a date tonight?”（今夜デートしませんか？）
- “I really like your smile.”（君の笑顔が素敵だね）
- “What’s your type?”（好きな異性のタイプは？）
- “Would you like to be my girlfriend/boyfriend?”（私と付き合ってください！）
フリートークでは、テーマを設定した会話や日常会話を通じて英語表現を練習できます。
旅行：現地で話したいフレーズを練習
旅行好きなら、現地でスムーズにコミュニケーションできることがモチベーションになります。DMM英会話の教材「Travel & Culture 旅行と文化」を使い、空港やホテル、観光地で使える会話を練習しましょう。
また、フリートークで講師とシチュエーションを設定して会話することも可能です。
例文：ホテル予約
- “Hello, I’d like to book a room.”（こんにちは、部屋を予約したいです）
- “Two adults and one child.”（大人二人、子供一人です）
- “Could I have a room with a view?”（景色の良い部屋はありますか？）
- “Is breakfast included?”（朝食は含まれていますか？）
- “Could I check in early?”（早めにチェックインできますか？）
フリートークでこうしたシーンを設定して会話すると、教材だけでは得られない自然な表現や返答の練習ができます。
ビジネス：海外取引や会議で使える英語
ビジネス目的では、メールや会議、プレゼンで必要な表現を、DMM英会話の教材「Business ビジネス」で練習できます（※有料オプション、追加料金：月3,000円）。また、フリートークを活用して、実際の会議や交渉を想定したシチュエーションで会話することも可能です。
例文：会議
- “Let’s schedule a meeting for next Tuesday.”（来週火曜日に会議を設定しましょう）
- “I would like to propose a new strategy.”（新しい戦略を提案したいです）
- “Could you review this document by tomorrow?”（この資料を明日までに確認してもらえますか？）
フリートークでこうしたビジネスシーンを設定して会話することで、教材だけでは得られない実践的な表現や返答も練習できます。
以上、恋愛・旅行・ビジネスの3つの動機に沿った学習法を紹介しました。実際のレッスンでこれらのシチュエーションを試してみるのもおすすめです。
恋愛・旅行・仕事以外の学習モチベーション
前半で紹介した恋愛、旅行、ビジネス以外にも、英語学習を続ける強い動機となりうるものはあります。たとえば……
- 海外移住：現地での生活や仕事の自由を手に入れるには英語が必須です。
- 外国人の友達を作る：文化や価値観の異なる人と本当に交流するには、英語が必要です。
- 一次情報を直接取りに行く（情報収集）：最新ニュースや技術、趣味の情報は英語でしか手に入らないことが多く、自分の判断力や選択肢を広げるために有効です。
これらも、英語を学ぶ強い動機となります。
まとめ：目的がある英語学習は続くし、結果が出る
この記事で紹介したように、恋愛・旅行・ビジネスなど 「使う理由」がある英語学習は、単なる暗記や作業ではなくなります。
レッスンで学んだフレーズがそのまま使える状況があると、学習は義務ではなく、未来に直結した行動になります。
- 恋愛なら「好意を誤解なく伝えられる関係」
- 旅行なら「観光客ではなく、その国に溶け込む体験」
- ビジネスなら「情報を受け取る側から、発信・交渉できる立場」
英語が使えると、できることが増えるだけではありません。
選べる世界そのものが広がります。
そしてその第一歩は特別な教材や長時間の勉強ではなく、「目的に合った表現を、実際に声に出して使うこと」です。
今日の学習が、未来のコミュニケーションにつながる。
その感覚がある限り、英語は続きます。
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