インプット日の過ごし方 ― 「理解して終わり」にしない学び方

この記事は『中高年でも続く!1日30~60分で無理なく伸ばす英語学習法』の続きです。前回は、限られた時間でも止まらずに英語力を伸ばす学習サイクルを紹介しました。今回は、そのサイクルの中の「インプット日」の具体的な学び方を解説します。

はじめに:学んでも話せない理由

英語を勉強していて、「理解はできるのに話せない」という壁にぶつかる人は多いと思います。
文法や単語を学んで「なるほど」と思っても、いざ会話になると口が動かない。
それは、インプットを“頭の中で止めてしまっている”からです。
今の中高年世代の多くは、学校の授業で「インプット=リーディング」「アウトプット=ライティング」が中心でした。
その結果、英語の知識は増えても、実際に“話せる”ようにはなりにくかったのです。
インプット日とは、あくまで英語で会話するための「知識を仕込む日」。
この意識を持つだけで、学習の質は一気に変わります。
理解で終わらせず、自然に使えるよう“仕込み”をしていきましょう。

1.前回レッスンの復習(10~15分):レッスンの復習は「反射的に話せる」ようにする時間

多くの人は、レッスン後に講師の指摘を見返して満足してしまいます。
でも本当に大事なのは、「自分の口で言えるようになること」です。

たとえば、
I’m not good at cooking. → I’m terrible at cooking.

このように修正されたなら、それを声に出して何度も繰り返し、実際の会話でスッと出るまで練習します。
自分が前日に話した内容なので、教材の例文よりも記憶に残りやすく、今後も使う機会が多いはずです。
当たり前のことですが、英会話も日本語と同じで「普段自分が話す内容」には傾向があります。
日常で日本語でも話さないようなテーマは、英会話でも使いません。
(もちろん、英会話レッスンでは教材テーマに沿って話すことはありますが。)
だからこそ、自分が話した内容をベースに復習することが効果的なんです。
DMM英会話では、講師とのチャット履歴を確認できるので、インプット日には「書く」よりも「声に出す」音読復習がおすすめです。
もちろん、書くことも記憶の定着に役立ちますが、最優先は“口に出す”ことです。

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2. 文法学習(15~30分):「理解」より「使う」

文法を勉強しても話せるようにならないのは、「例文を自分が実際に使う文章に置き換えていない」からです。
テキストに載っている例文を眺めるだけでは、“他人の英語”のまま。
自分の生活や考え方に置き換えて使う練習をしましょう。
たとえば、仮定法を学んだときに、
If I had more time, I would study abroad.(もっと時間があれば留学するのに)
という例文を見たら、自分の現実に合わせて、
If I had more time, I would learn video editing.(もっと時間があれば動画編集を学ぶのに)
のように、自分の興味や生活に寄せた例文を作ってみます。
この小さな“置き換え”が、実際の会話での瞬発力につながります。
そして、「今度この表現使ってみよう」という気持ちが生まれ、学習が楽しくなります。

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例文と音声で効率よく文法を身につけられ、高校英語の主要文法をほぼ網羅しているため、基礎を学んだ人の整理・定着に最適な一冊です。

3. リスニング(5~10分):「字幕と耳」を行き来する

リスニングは「聞き流し」では上達しません。
大切なのは、“聞き取れなかった部分”を意識して確認することです。
英語字幕付きで観ると、聞き逃した単語をすぐに確認でき、視覚と聴覚の両方から記憶に残ります。
最初は短い動画で十分です。
私の場合は、まずYouTubeの英会話チャンネルで慣らしました。
最初に字幕を見ずに視聴し、次に字幕を見ながら(わからない単語は辞書で調べる)、最後にもう一度字幕を見ずに視聴する――この流れを1つの動画で繰り返します。
中高年世代の私たちは、どうしてもインプットを「読む(目)」中心に行いがちです。
しかし、「聞く(耳)」中心に切り替えることで、実際の英会話で使える力がついていきます。

【リスニングにおすすめの英語字幕付き動画】
👉 English Conversation
ちょっと古いし、面白くはないが基礎的な英会話リスニングに最適。内容も比較的簡単。一番使ったかも。
👉 Nas Daily
ネイティブではないがゆっくりハキハキ話すので聞き取りやすい、内容が面白い。
世界中の人や文化のストーリーを短くインパクトある動画で伝えるYouTubeチャンネルです。もともとは1分動画を毎日投稿するスタイルで人気を集め、現在は旅行・社会・文化など幅広いテーマを扱っています。

まとめ:インプットは“使う準備”

インプット日を「覚える日」と考えると、モチベーションが続かず、大学受験のときのように“理解して終わり”になってしまいます。
「学んだことを翌日のアウトプットで使える」と理想的ですが、タイミングが合わなくても構いません。
大切なのは、頭の中で終わらせずに、

  • 口に出す
  • 例文を作る
  • 耳で確認する

この3つを意識することです。
それだけで、インプットが確実に成果へとつながります。

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